ガンと免疫|漢方のはなし

16.ガンと免疫に関するQ&A 02

Q2.ガンの治療に関して、漢方薬の治療法は西洋医学とどう違うのですか?

A.手術、化学療法、放射線療法は西洋医学の3つの基本的治療法です。何れもガンを攻撃することが目的ですが、正常な組織細胞にも損傷を及ぼしますので、結果として免疫機能の低下を引き起こす恐れがあります。さらにいろいろな副作用によって患者さんが死亡される場さえあります。
一方、漢方薬の場合は体全体のバランスや全身状態を改善することを重視し、体自身の治癒力と抵抗力を高めるものとガン細胞をやっつけるものとの組み合わせで、体に害を与えずに回復をはかります。特にガン体質の改善、ガンの予防、再発や転移の予防、苦痛をやわらげることによるQOL(クオリティ オブ ライフ=生命、生活の質)の改善などが期待できます。

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