20.過剰な免疫反応を抑制する生薬

●過剰な免疫反応を抑制する生薬

正気（しょうき）は邪気（じゃき）と戦い、身体を病気から守ります。この時、激しい免疫反応が生じ、自分自体を破壊してしまうことがあります。このような場合、邪気の種類、あるいは、戦いによって生じた状況に合わせて使用する「武器」＝薬剤も違ってきます。
しかし、正気が十分でないときにこのような武器を多量に使用すると、かえって生気を傷つけてしまう可能性があるので、同時に正気を補うことも重要です。

●清熱薬

前進あるいは局部に熱をもったり、赤く腫れて痛むような場合に使用します。

●除湿薬

幹部がジクジクしたり、排尿困難などでむくみが現れるような場合に使用します。

●きょ風薬

まるで風に吹かれているかのように、痛みなどの位置が移動しやすい場合や痒みが強い場合に使用します