冷え性と生姜

2018年02月09日

寒い日が続いていて、冷え性の方にはつらい年となりましたね。

冷え性を治すため、生姜を使っているという方も多いと思います。

正しく使っていますか?

 

漢方では生姜の乾かしたものは身体の表面をあたため、蒸して乾燥いた乾姜は身体の中を温めます。

 

生姜の主な成分は、シンゲロールとショウガオールがあります。

シンゲオールは、なま生姜に多く含まれている辛味成分です。

血流をよくして冷えを改善、免疫力アップ、吐き気を抑えたり、食欲増進効果があります。

 

ショウガオールは、なま生姜に熱を加え乾燥ちかいさせることによってできます。漢方でいう乾姜にちかいですね。

ショウガオールは身体の中、胃腸をあたため熱を作ります。

 

身体が冷えている方は、ショウガオールをとった方が、なま生姜より冷え性の改善になります。

数十倍から数百倍の差があるともいわれていますよ。

 

作るのが面倒くさそうと思いませんか?

 

簡単に作れます。

生姜をすりおろすか、刻んで電子レンジで3~4分チンします。

 

100℃以上になると成分が壊れるので、ひたひたに水を入れてチンしてもいいでしょう。

この水はもちろん飲んでくださいね。

 

抗酸化作用があるので美容に、脂肪燃焼効果があるのでダイエットになります。