花粉症の体質改善

2018年02月24日

今日は、暖かくて天気もよく絶好の行楽日和ですね。

でも、天気がいいと花粉が飛びます。

花粉症の方には、家にいる方がよいかもしれませんね。

 

花粉は、鼻や口の粘膜を通して身体の中に入ってきます。

私たちの身体は、この花粉は外からきた悪いものとして、身体から追い出そうとします。

ストレスや体調が悪かったり、花粉にいろいろな悪いものがついていたりすると、より過剰な反応をしてひどい花粉症になります。

 

もともと花粉症は、身体を守る防御反応なのです。

これ症状を抑えるために、抗ヒスタミンなどの花粉症の薬が使われます。

これらは、あくまで症状を抑えるだけです。

 

漢方では、花粉症が現われる方は、余分な「水」が身体の中にあるためだと考え、この「水」をとる漢方薬を服用してもらいます。

花粉症の症状は、身体の余分な「水」が鼻水や涙となってあふれ出るからです。

 

花粉症の方は冷えがある方が多いので、冷えと「水」の両方を改善することが多くあります。

 

また、花粉症は症状がでないときも体質を改善すると、翌年花粉症になりませんよ。

 

お客さんで、坐骨神経痛で散薬を服用している方がいました。

この漢方薬は、花粉症によく使う漢方薬と別の漢方薬を合わせたものでした。

長い期間服用していたので、翌年の花粉症シーズンに、いつもはひどい症状がでないと言われました。

症状がでないときこそ、体質改善のチャンスですよ!

 

また、黄耆(オウギ)という生薬があります。

これが含まれる漢方薬は、身体のバリアを強くします。

黄耆を含む「衛益顆粒」はバリアを強くし、ウィルスや花粉に強い身体作りをしますよ。

 

漢方薬は症状と体質によって用いる薬が違います。

お悩みの方は、お気軽にご相談くださいね。