半夏生

2019年07月02日

7月2日は半夏生(ハンゲショウ)は、夏至から11日目をいいます。

この時期には、田植えを終えていなくてはいけない時期。

半夏生に、タコを食べる地域もあります。

植えた苗がタコのように、四方八方に根をはるようにとの願いからのようですよ。

この時期は大雨が降りやすく「半夏雨」とも呼ばれます。

井戸を使用していた頃は、大雨で水質が変わりお腹を壊す方が多くなりました。

ですから半夏生の時期には毒が生じるとも言われたそうです。

今年も大雨が続いて、心配ですね。

半夏生は漢方薬の半夏が生える頃といわれます。

半夏はカラスビシャクの塊茎です。

漢方薬としては、痰をとり咳を止めたり、吐き気を止め、気を流す作用があります。

よく使われる生薬です。