皮膚がカサカサして痒みがひどかったのですが、漢方薬を服用して改善

2021年07月20日

60歳の女性です。
もともと乾燥肌で、皮膚はいつもカサカサしていたそうです。
三ヶ月前から、両腕と太ももが痒くなり始めました。
皮膚科へ行き、外用薬を処方してもらいました。
塗布した時は一時的に良くなりますが、すぐに痒みがぶり返します。
最初は何もできていないのですが、かき始めると赤く地図状になり、ひどくなると腫れてきます。
出来れば、漢方薬で根本的に改善したいとのことでした。

この方には、皮膚に潤いを与えて、痒みも体質から改善できるような漢方薬をお出ししました。
服用してからすぐに、肌に潤いが出てきたそうです。
保湿クリームや外用薬では、すぐにカサカサして痒くなっていたのですが、皮膚が乾燥することがなくなってきました。
痒みも徐々に減ってきて、かき壊した部分もきれいになってきました。
2、3ヶ月の服用でほぼ改善したように見えますが、ご本人の希望もあり漢方薬は、もう少し服用して様子を見ることにしています。

乾燥性の皮膚病は老化現象の一つでもあり、冬場に発症しやすいという特徴もあります。
こうした症状は、漢方薬でも改善できるケースが多いので、お悩みの方は一度試してみる価値はあるでしょう。