花粉症 | お身体の悩み

漢方医学

漢方では、こういった花粉症の症状を「水毒」として考えています。つまり身体の中の余分な水が、花粉やハウス・ダストをきっかけにして、くしゃみや鼻水となり身体の外に排出しようとするのです。
漢方を服用することによって、こういった余分な水分は、副作用なく汗や小便として体外に排出され、花粉症の原因となっていた「水毒」体質も徐々に改善されてきます。
花粉症の根本的な体質改善として、免疫力を高める漢方薬もあります。この薬は粘膜を強化して免疫力を高め、細菌や花粉などの「外敵」の侵入を防ぎます。
こうした漢方薬は花粉症に効果があるだけでなく、風邪などからも身体を守ってくれます。
根本的に自己免疫力を高める漢方薬を用いることで、花粉症にかかりにくい体質に改善することも出来るので、花粉症でお悩みの方は、漢方薬を試してみるのもよいと思います。
花粉症に用いる漢方薬は西洋薬と違い胃にもたれたり、眠くなるなどの副作用がほとんどないのも特徴の一つといえます。

※漢方を服用する場合は、自己判断せずに、漢方の専門知識のある医師、薬剤師に相談しましょう。

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漢方医学

西洋医学

花粉症は、最近日本では急激に増加している病気です。スギやブタクサの花粉、又はハウス・ダストなどに過剰反応するアレルギー疾患で、現在一千万~二千万人が花粉症に悩まされているといわれています。
どうして最近になって、こんなにも花粉症の人が増えてきたのでしょうか。原因としては現代人の免疫力の低下や環境の激しい変化が考えられます。
花粉症の症状としてはくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみや充血などで、いったん発作が始まると仕事や勉強に集中できなくなり、やる気がなくなるといったケースを見受けられます。
花粉症の病院の薬や市販の抗ヒスタミン薬では根本的な治療にならないばかりか、胃がもたれたり、眠くなったり、口が異常に乾いたりして、かえってつらくなることもあるようです。

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西洋医学

日常生活

花粉症になりやすい「水毒」体質の人が、冷たい食べ物や飲み物を過剰にとると、身体の中の余分な水分をもっと作り出すことになります。
原因になるこれらの食べ物を、なるべく控えることによっても症状が軽くなります。
日頃の花粉症対策としては、ストレスをためないようにに心がけてください。
免疫力を高める食品としては、ビタミンB6を多く含むレバーや豆類、サツマイモなどと、ビタミンCを多く含んでいるブロッコリー、レモン、イチゴなどを摂るようにしてください。
※医師・薬剤師に、ご相談の上服用してください。

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日常生活

花粉症の実例

新薬で胃を悪くした花粉症の症例

女性 35歳 花粉症

毎年、2月ごろになると花粉症に悩まされるとのことで来店しました。
花粉症の症状はクシャミ、鼻水、鼻づまりだったのですが、最近は朝から目が充血やかゆみがひどく、さらにのどの痛みや頭痛、肩こりまでするようになってきたそうです。
花粉症の症状は毎年ひどくなる一方で、新薬は胃もたれがひどくて最近ではあまり服用することができないとのことでした。
体格は中肉、中背です。もともと胃は弱くはないのですが、市販の花粉症の薬を続けて服用していたら、胃がもたれやすくなったとのことでした。
ただ、日ごろから果物が大好きで、毎日ミカンやリンゴなどを良く食べています。
この方は、中間タイプですが果物を多く食べていることで、胃が冷えていると判断しました。
そこで、胃が冷えている原因の水分を体外に排出し胃を温め、花粉症の症状を改善する漢方薬を処分しました。
15日後に来店したときには、クシャミや鼻水と共に目の充血やかゆみが大分和らいだとのことでした。のどの痛みや頭痛はまだありましたが、一ヵ月後にはこうした症状もかなり改善しました。

風邪をひきやすい方の花粉症の症例

女性 41歳  花粉症

花粉症で、鼻水やクシャミだけでなく、のどがイガイガして咳が出るようになってきたとのことで来店しました。
朝が特にひどく、目が覚めるとしばらくはクシャミ、鼻水、咳などの症状が続きます。
冷え性で疲れやすく頭痛があります。また、風邪をひきやすく季節の変わり目や気温が下がったときなどは、すぐに風邪を引いてしまうとのことです。
この方は、冷えだけでなく身体全体の抵抗力が弱っていると考え、身体を温めると同時に免疫力を高める漢方薬を処方しました。
一ヵ月後の来店時には、花粉症の発作や咳は8割がた治ったとのことでした。
その後も、同じ処方を続けて服用していただきました。
3ヵ月後には、身体がとても温かくなって、寒い日でも以前のようにすぐに風邪をひくことはなくなったとのことです。

アトピー性皮膚炎を伴った花粉症の症例

女性 42歳  花粉症、アトピー性皮膚炎

やや肥満型の女性です。アトピー性皮膚炎と花粉症の症状がひどいとのことで来店しました。顔全体に赤みがあり、アトピー性皮膚炎の症状が出ています。毎日がかゆくてつらいとのことです。

花粉症の症状はまだ出ていないのですが、いつも春先になるとめまい、吐き気、だるさ、クシャミ、鼻水などの症状に悩まされます。冷え性で胃腸が弱く体力はありません。また、トイレが近く、夜も2~3回おきています。

アトピーだけでなく、花粉症もつらいのでシーズンになる前に漢方薬を服用して、少しでも症状が軽くしたいとのことでした。

この方は冷え性体質で水毒体質(身体に過剰な水分が溜まっている)と考えられます。身体を温め過剰な水分を尿や汗で排出する効果のある花粉症の漢方薬と、体力を補いアトピーを改善する漢方薬を併用していただきました。 

一ヵ月後に来店したときには、顔の赤みが以前の半分ほどになり痒みも軽減されていました。花粉症もシーズンのさかりで、街じゅうにマスクをしている人であふれていましたが、この方はマスクをしなくても、ほとんど問題ないとのことです。身体が温かくなり、夜中のトイレも1回に減っています。

4ヵ月後にはアトピー性皮膚炎の痒みもなくなり、顔の赤みがほとんどきれいになっていました。また、今年は花粉症に悩まされることもなく過ごせたとのことです。

ひどかった花粉症が、漢方のおかげで楽に

男性 8歳  花粉症

毎年、春先になると花粉症で悩まされています。くしゃみ、鼻水、鼻づまりです。 また、睡眠中は鼻づまりがひどく口を開けて寝ています。そのため、朝はいつも口がカラカラに乾いています。まだ子供なので、できれば西洋薬は服用させたくないとのことで来店されました。

漢方薬を服用して、三日目くらいから症状が楽になるのが実感できたそうです。朝のくしゃみ、鼻水が楽になりました。また、夜の鼻づまりも改善されて、口を開けて寝ることも少なくなってきたとのことです。シーズン中は、漢方薬を欠かさずに続けたいとのことでした。

花粉症は、漢方でも意外と楽になるケースが多いです。胃もたれ、眠くなる、口が渇くなどの副作用も少なく、安心して服用することができます。

花粉症の症状が漢方薬で改善しました

男性 43歳  花粉症

毎年、春先になると花粉症で悩まされていました。
今年も同様で、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状が出ています。
市販薬や病院で処方された薬もあまり効果がないので、漢方薬を試したいとのことでした。

10日分の漢方薬をお渡ししたのですが、服用して翌日から症状が楽になったとのことでした。
「眠くなったり、口が渇くこともないので、こんなことなら早くから漢方薬を服用しておけばよかった」とのことでした。
その後も、同じものを継続していただいていますが、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状はほとんど気にならなくなり、快適に過ごせているそうです。

花粉症の漢方薬は、意外に早く改善できるケースも多いです。
もし花粉症で悩んでいて、自分に合った薬がない方は漢方薬を試してみるという手もあります。

以前から悩んでいた花粉症が、漢方薬で改善

女性 31歳  花粉症

2月頃になるといつも花粉症に悩まされます。
朝から喉の痛み、クシャミ、鼻水、鼻づまりなどの症状が毎日です。
市販薬なども試したのですが、胃もたれ、口の渇き、強い眠気などの副作用があり服用できません。
たまたま知り合いが、当店の漢方薬で改善したとのことで来店されました。

体質や症状をお聞きして、身体に合った漢方薬をお出ししました。
服用した翌日から症状が改善されてきたとのことでした。
その後も同じものを継続されていますが、胃もたれや眠気などの副作用もなく、花粉症の症状もほとんど出ていないとのことです。

妊娠初期の花粉症が、漢方薬で改善しました

女性

結婚して三年目に妊娠することができました。
ところが、花粉症の時期になり鼻がムズムズとしています。
もともと花粉症で、いつも時期になるとクシャミや鼻水で悩まされてきました。
今までは、市販薬である程度は改善していたのですが、今回は妊娠初期なのでこうした薬は服用できません。
妊娠中でも服用できる花粉症の漢方薬があれば、服用したいとのことでした。

妊娠中でも安心して服用できて、花粉症が改善できるような漢方薬をお出ししました。
10日くらいしてからお電話をいただきました。
漢方薬を服用してから鼻のムズムズした感じがなくなり、花粉症の症状が治まっているとのことです。
このまま、漢方薬を服用していきたいとのことで、再度ご注文をいただきました。

春先はいつもひどい花粉症でしたが、漢方薬を服用してからは楽になりました

男性 55歳  花粉症

毎年、春先になると花粉症で悩まされています。
ひどい時は朝から10回以上クシャミが続き、鼻水が滝のように出てきます。
目がショボショボして痒くなるそうです。
今まで市販薬を服用してきましたが、最近は胃がもたれるようになってしまい、合わないとのことでした。
たまたま、知り合いが漢方薬で花粉症が改善したことを聞いて、来店されました。

症状をお聞きした上で、胃にも負担がかからずに、花粉症が改善できるような漢方薬をお出ししました。
10日分を服用して来店されました。
症状をお聞きしたところ、漢方薬を服用した翌日から、クシャミや鼻水が信じららないくらい楽になったそうです。
花粉症の時期が落ち着くまでは、漢方薬を続けたいとのことですが、花粉症を忘れるくらい改善しているとのことでした。

何をしても治らなかった花粉症が、漢方薬で改善しました

男性 35歳  花粉症

毎年、2月ごろになると花粉症の発作が始まります。
朝起きると鼻がつまっていて、くしゃみ、鼻水が出始めます。
今まで病院に行ってみたり、市販薬を試してみたりしましたが、ほとんど効果はありませんでした。
たまたま花粉症で苦労していた友人が、当店の漢方薬で改善したことを聞いて、来店されました。

まだ、花粉症のピークではなかったのですが、目が赤く充血して鼻声です。
今まで、様々な薬や治療法を試して良くならなかったそうですが、漢方薬を服用した翌朝から、鼻づまり、くしゃみ、鼻水などの症状が軽くなりました。
胃もたれや口の渇き、眠くなるなどの副作用もなく、とても調子が良いそうです。
この春は、とても楽に過ごせそうだと、大変喜んでいらっしゃいました。

花粉症対策で漢方薬を服用し始めて、市販薬を使わずにすんでいます

女性 40歳代  花粉症

毎年、春先になると花粉症がひどくなります。
いつも市販薬を服用していましたが、胃もたれ、口の渇き、強い眠気などの副作用で悩まされていました。
漢方薬には、こうした副作用がほとんどないということを聞いて試してみたいとのことです。
症状としては、朝からクシャミが止まらなくなりその後、鼻水が出始めます。
頭痛や目の痒みもひどくて、とても辛いとのことでした。

症状をお聞きして、15日分の漢方薬をお出ししました。
15日分を服用した後で症状をお聞きしたところ、朝起きた時のクシャミが、明らかに減ったそうです。
鼻水も以前より出なくなっています。
何よりも、市販薬を服用する回数が少なくなったので、とても助かっているとのことでした。
目のかゆみは相変わらずありますが、頭痛も楽になっています。
さらに一ヶ月分をお出ししましたが、花粉症のシーズンが終わるまで、漢方薬を服用したいとのことでした。

漢方薬を服用してからは胃の調子も良くなり、今年の花粉症のシーズンは、漢方薬でうまく乗り切れそうだと、とても喜んでいただいています。

花粉症が、一年後に出なくなりました

男性 31歳  花粉症

一年前に、花粉症で来店されました。
朝起きた時から、鼻がムズムズし始めてクシャミが始まります。
それからは鼻水が出始めて、鼻がつまります。
目はショボショボして充血します。
毎年、2月になるとこうした症状が出始めて、5月くらいになると治まるとのことでした。
一般の花粉症の薬は、口が渇いたり眠くなったりするので、よほど調子の悪い時以外は服用していません。

漢方薬を服用して、翌朝から調子が良くなったそうです。
鼻のムズムズが明らかに軽くなり、クシャミや鼻水も少なくなってきました。
鼻づまりや目のショボショボも、落ち着いてきました。
6月以降は、翌年からのことを考えて、体質改善をしていきたいとのことです。
そこで、花粉症になりにくい体質へと、改善できるような漢方薬を服用していただきました。

翌年の2月になり、3月、4月と花粉症の症状は出ません。
花粉症の当たり年ではありましたが、結局、この年は、花粉症に悩まされることはありませんでした。

いつまでも治らなかった鼻炎が良くなりました

女性 50歳代  花粉症 鼻炎

いつも、2月~5月ごろまでは、花粉症で悩まされています。
今年も花粉症になりましたが、5月が過ぎれば治まると思っていました。
ところが、6月になってもクシャミや鼻水は、いっこうによくなる気配がありません。
それどころか、最近はクシャミの回数が増えてひどくなっているようです。
クリニックで処方される薬や市販薬は、身体に合わないので服用していません。
このままでは治まる気配がないので、漢方薬を服用したいとのことでした。

この方は、体質的に胃が弱く、西洋薬を服用すると、いつも胃がもたれるそうです。
そこで、胃にも負担がかからずに、花粉症を改善できるような漢方薬をお出ししました。
また、食事や生活パターンについても、いくつかアドバイスをさせていただきました。
半月分を服用してから、再来店されました。
症状をお聞きしたところ、漢方薬を服用して5,6日してから、クシャミや鼻水がだいぶ良くなってきたそうです。
しかし、まだ多少のクシャミもでるので、もう少し漢方薬は続けたいとのことでした。

お身体の悩み